「可視化(ビジュアライゼーション)」を上手く活用しコミュニケーションを円滑にさせ、相手の“要望や課題の抽出”をする方法を習得します。
「打合せでは、メモを取れ」とよく上司に言われた新人時代。確かに、メモを取ってあったことで、その後のプロジェクト進行でかなり助かったことも多々ありました。しかし、持ち帰ったメモった文字や数字の意味を忘れてしまったり、結局相手の意図するところをメモ出来ていなくて、再び打ち合わせで確認するなど効率の悪い思いをしたこともあるかと思います。そこで、ビジュアルの持つチカラ(百聞は一見にしかず)を最大限に利用してみるのです。
内容の整理だけでなく、クライアントの真意も引き出し、時には思いもよらないクリエイティブな発想に着地することがあるでしょう。また、打ち合わの終わるころには、次に進むべきものが手元に現れ、指針となります。
“可視化とは、人間が直接「見る」ことのできない現象・事象・関係性を「見る」ことのできるもの(画像・グラフ・図・表など)にすることをいう。視覚化・可視化情報化・視覚情報化ということもある。英語の “visualization”, “visualize” に相当し、そのままビジュアリゼーション・ビジュアライゼーションと称されることもある。流れの可視化のように分野や領域に結びついて生まれた呼称も多い。
その見えざるチカラに着目した本ワークでは、以下のようなゴールを目指します。
- ビジュアライゼーションの強みを理解
- 絵をつかったメモがスムーズにできる
- 相手のインサイトを引き出し、本当の問題を見つける
- 打ち合せの場でひらめきを誘発する絵を描ける
- 打合せで精度の高い合意を取るメモが書ける
<こんな人におすすめ>
・企画(&制作)をアウトプットとする人
・相手の意図を形にして設計する人
・チームのまとめ役として会議を仕切る人
・提案資料を絵で表現したい人
ディレクター、デザイナー、プロデューサー、営業、経営者 (業種は問わず)
カリキュラム
DAY01
〈正しい→楽しい〉ビジュアライゼーション
実践ワーク1
・ビジュアライジング・メモの実践
・耳で聞いた情報から描く
DAY02
ビジュアライゼーションの罠
実践ワーク2
・数値を表現
・数値の共感
・数値化できないものを数値のようにみせる
※DAY03への課題
DAY03
ビジュアライゼーションから導くインサイト
実践ワーク3
・ビジュアライジング・メモから
現在の問題点と未来への展望を導き出す
ワークショップ概要
イベント概要
日 時 2015年9月3日/9月17日/10月1日(木) 19: 30-21:30
場 所 loftwork COOOP(渋谷区・道玄坂)
参加費 10,000円(材料費込)
定 員 24名 ※先着順
主 催 OpenCU
参加方法
以下のサイト(Peatix)からチケットをご購入ください。
プロフィール
徳間貴志
2002年「bowlgraphics」を設立。アートディレクター・グラフィックデザイナー・イラストレーター。MONOCLE、CasaBRUTUS、WIRED等の雑誌。WEBサイト、書籍、広告のほか、経済産業省や内閣府などの行政機関の制作物、教科書の図案、大学や研究機関の調査報告、企業情報、トリップアドバイザー企画「トリップグラフィックス」(2011から連載)等々数多くの国内外の雑誌・ Webメディアのインフォグラフィックスやデータビジュアライズ、マップデザイン、グラフィックデザインの制作に携わる。
http://www.bowlgraphics.net/