”記録魔”なゲストによるプレゼン＆参加者全員でワークショップを開催！

キロク学会は、Web時代の「記録とコミュニケーション」を考えながら実験するゆるやかな学びのコミュニティです。3月にキックオフイベント「キロク学会 #00」を開催し満員御礼。このたび本格始動します！

◎プロセス、関係性、想い、出来事…無形の価値を「残して伝える」方法を考える会

"モノからコトへ"と言われる時代、私たちは今、最終製品や成果だけではなく、「プロセス」や「関係性」などにも価値を感じています。誰が、どんな想いで、どんな出来事を経て、そこに至ったのか。「生」の情報をきちんと残し、伝える行為は、大きな可能性を秘めています。

広報担当者など、情報発信の専門家は、計画的な記録やアーカイブに不慣れです。逆に、記録やアーカイブの専門家は、集めた情報を魅力的に編集したり、オープンに共有していくことが苦手です。

だからこそ、異分野の"記録魔"で集まり、Web時代の「記録×アーカイブ×コミュニケーション」の形を一緒に考えませんか。様々な「キロク力」を共有することで、新たな仕事やプロジェクトの可能性が生まれてくるかもしれません。いや、生まれるはず！

キックオフイベントの様子

◎ゲスト

「アートプロジェクトをキロクする！アートアーカイブキットの挑戦」（NPO法人Art&Society研究センター 井出竜郎さん）

国内外の「地域、社会に関わるアート」に関するプロジェクトの資料を収集し、データベース化を推進するプロジェクト「P＋ARCHIVE（ピープラスアーカイブ）」。多様な人が関わるアートプロジェクトという活動体で記録を残していく苦労と、その解決のために生み出した「アート・アーカイブ・キット（写真）」を紹介いただきます。収集・アーカイブの手法においては、長い歴史を持つアートの世界。動き続け「コト」を起こす「プロジェクト」が増えてきたことで、どのような進化を遂げようとしているのか。http://www.art-society.com/parchive/

※本イベント来場者にアート・アーカイブ・キットをプレゼント！

「世界750都市で開催されているプレゼンイベントをキロクする！」 PechaKucha Night グローバルチーム

「20秒ずつ切り替わる20枚のスライド」で開催されるプレゼンテーションイベント「PechaKucha Night」。2003年に東京でスタートし、現在では世界750都市で開催されている大人気のこのイベントシリーズは、ハイクオリティなプレゼンテーションをオンライン上にアーカイブしていることでも知られています。今回は、Johnny Linnertさん＆鈴木真理子さんにアーカイブ活動の秘訣をプレゼンいただきます。 http://www.pechakucha.org/

◎キロク学会運営メンバー

・小田原澪＆小倉ヒラク：合同会社＋＋アーカイブチーム

・熊谷薫：デジタルアーカイヴコーディネーター

・中田一会：ロフトワーク PR / コミュニケーションディレクター

>>メンバーの詳細プロフィール

◎こんな人にオススメです

• Web時代（共有型/双方向）の広報
• 文書や博物のアーカイブを専門としてきた人
• ワークショップ、パフォーミングアーツ、フードケータリング、イベントプランニングなど、ライブ型プロジェクトの担い手
• 写真、映像、執筆など、クリエイティブなドキュメンテーションの技術を持っている人