南村 千里 来日トークイベント - 身体、テクノロジー、アートの可能性 –

17.May.2016

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国際的に活躍するダンスアーティスト、南村千里さんの来日に伴い、トークイベントを開催します。

 

南村さんは、身体表現とアート、そしてテクノロジーを組み合わせ、「視覚的に音を表現する可能性」を追求しています。作品のすばらしさはさることながら、彼女の耳が聴こえないからこそ生み出される感覚を前に、観る者は新たな発見を得るでしょう。

 

– “進歩が生まれるのは、多様性の中の選択からであって、 画一性を保持するからではない。”(ジョン・ラスキン) –

 

「新しい」と言われるものは、ほとんど既存のものの組み合わせです。ただ、いかにダイバーシティのある環境をつくり、新しい切り口で組み合わせをつくるかが大切です。

 

南村さんの生み出す感覚を共有することで、五感を研ぎ澄ませ、新たな価値を見出すための感覚を見つめなおしてみませんか?

 

当日は、南村さんの活動を動画などで紹介しながら、会場とインタラクティブなトークセッションを行います。

新たな視点での組み合わせやアプローチから、一体どんな価値が生まれるか、一緒に想いを巡らせる時間になれば幸いです。

■開催日時

2016年5月26日(木) 17:30-19:30 (開場 17:15)

■プログラム

17:15 開場

17:30 ゲストトーク (南村千里さん、モデレーション:ロフトワーク松井創)

18:40 Q&A、ネットワーキング

19:30 Close

※Fab MeetUpのご案内

20:00より同ビル1FのFabCafeにて、Fab MeetUpが開催されます。

当イベントにご参加いただいた方には無料でご案内いたします。

http://fabcafe.com/tokyo/events/meetup28

 

■対象

・身体とデジタルアートを通した視覚的音/音楽の更なる可能性に興味のある方

・身体表現を使ったワークショップ手法に興味のある方

・テクノロジーと身体表現の融合に可能性を感じる方

 

■定員

50名

 

■参加費

無料

 

■主催

株式会社ロフトワーク

 

※ご注意

・プログラムは予告なく変更される場合があります。

・参加者の皆さんのお写真は、後日公開するレポートなどに掲載いたします。

【スピーカー】

南村 千里 (みなみむら ちさと)

フリーランス・ダンスアーティストとして、ロンドンを拠点にアジア、アフリカ、欧米など20カ国40都市以上で活動中。 傍ら、英国手話による芸術解説者として、テート美術館、ナショナルポートレイトギャラリー、ホワイトチャペルギャラリーなどで活動する。

生後7ヶ月目に聴力を失い、きこえない世界へ。 女子美術大学日本画学士号習得。ロンドンのラバン校卒業後、横浜国立大学大学院修士課程修了。 2003年より2006年末まで、英国の世界的に著名なダンスカンパニー「CandoCo」のダンスアーティストとして活動する。 以降、振付家として、数々の振付作品を上演。

2012年にはロンドンパラリンピック開会式にパフォーマーとして出演する。 2013年、障碍のあるダンサーとないダンサーとの共同作品、サイトスペシフィックプロジェクトStuck in the Mudに振付家として関わり、また、Guy DartnellとDirk Puschelとの共同制作、ダンスと音、テクノロジーを駆使したプロジェクトSHAPING SOUND(2012年)、2014年よりカナダで、David BobierとJim Ruxtonとの共同制作プロジェクト(2014- )を実施している。

公式サイト: http://chisatominamimura.com/jp/

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