第2回 実践!ユーザー体験モデリング 〜 “超”ローテク・UXデータ分析法

13.Nov.2012

OpenCU WorkShop 

樽本徹也「ユーザーに弟子入り!アイデアを生み出すUXリサーチ手法」

第3回ワークショプイベント

 

◎内容

UCD(ユーザー中心設計)の第一ステップは実際のユーザーにインタビューしたり、その行動を観察することです。ところが、そのような調査で得られる情報はExcelで計算できるタイプのデータではありません。初めてユーザー調査に取り組むと、このような雑多で質的な情報の前にして、途方に暮れてしまうことでしょう。

 

そんな時は『KJ法』の出番です。発表から実に40年以上を経た”枯れた”手法ですが、その効力はいまだに色あせることはありません。そもそも文化人類学者が編み出した手法なので、雑多で質的な情報を扱うのはお手の物です。カードを作って並び替えるだけのローテク手法ですが、実際に自分の手を使って作業をしていると、「データそれ自身をして語らしめる」という分析の基本が自然と出来てしまいます。

 

今回のワークショップでは、KJ法を使って「人間の行動データからパターンを見つけ出す」という、質的データ分析の基礎を習得します。

 

なお、このワークショップはOpenCU『アイデアを生み出すUXリサーチ手法』の関連イベントですが、受講にあたって特に事前知識は必要としません。どなたでも参加いただけます。お気軽に知人・友人とお誘いあわせの上お申し込みください(ペア割チケットがお得です)。

 

前回のイベントの様子:「樽本徹也 UXリサーチの基本、弟子入りインタビューとは!? 第1回ワークショップレポート

 

※ワークショップの内容を重視するため定員を20名とさせていただきます。

早めに募集を終了する場合もありますので、予めご了承ください。

 

◎イベント概要

開講日時 :2012年11月26日(月)  19:00〜21:00(終了後、会場で参加自由のミニ懇親会あり。22時まで)

会場   :loftwork Lab (渋谷区・道玄坂)

http://www.loftwork.jp/profile/access.aspx

受講料  :3,000円(ミニ懇親会費込)※ペア割:二人で参加の場合は5,000円

募集人数 :定員20名 ※人数に達し次第、締め切りとさせていただきます。

参加方法 :右にあるチケットを購入ください。

担当講師 :樽本徹也(利用品質ラボ)

 

 

◎講師紹介

樽本徹也(たるもと・てつや)

利用品質ラボ代表。ユーザビリティ工学が専門で特にユーザ調査とユーザビリティ評価の実務経験が豊富。現在はプロのコンサルタントとして、組込みシステムからウェブアプリケーションまで幅広い製品のUI/UX開発に携わっている。また、UX分野における日本屈指のエバンジェリストとして寄稿や講演も多数行っている。著書は『アジャイル・ユーザビリティ』など。公式サイトは『人机交互論

樽本徹也

利用品質ラボ代表

ユーザビリティ工学が専門で特にユーザ調査とユーザビリティ評価の実務経験が豊富。現在はプロのコンサルタントとして、組込みシステムからウェブアプリケーションまで幅広い製品のUI/UX開発に携わっている。寄稿や講演も多数。公式サイトは『人机交互論
・認定人間中心設計専門家
・認定スクラムプロダクトオーナー(CSPO)
NPO 人間中心設計推進機構 評議員
アジャイルUCD研究会 共同代表

■主な著書
アジャイル・ユーザビリティ ―ユーザエクスペリエンスのためのDIYテスティング―』(オーム社 2012年2月)
ユーザビリティエンジニアリング―ユーザ調査とユーザビリティ評価実践テクニック』(オーム社 2005年10月)
これだけは知っておきたい組込みシステムの設計手法 (組込みプレスSelection)』 (技術評論社 2009年10月 共著)

■Web連載
・ウェブ担当者フォーラム 「ゼロ円でもできる!? 省コストユーザビリティ向上術」
・EnterpriseZine 「アジャイルUXの潮流 ~ 米国発アジャイル開発の新しい波、只今日本に接近中!?」

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