デザインスプリントを実施するにあたってのポイントやベストプラクティスを学ぶ講座
Google Ventures がスタートアップ支援のために作り出した、「デザインスプリント」という開発プロセス。Bule Bottle Coffee や Pocket といったスタートアップが実践して成果を収めたほか、いまや Google X をはじめとした Google 社内でも「デザインスプリント」が採用され始めています。デザイン思考とハッカーの考え方をうまく組み合わせたその手法は、5 日間という短時間でプロトタイプ作成から顧客インタビューまでを行う短距離走(スプリント)を行い、そのスプリントを何度も回すことにより、迅速にプロダクトを改善していくというものです。
デザインスプリントにはスプリントマスターと呼ばれるファシリテーターが入り、スプリントがうまく回るようにする支援を行います。本ワークショップは、そのファシリテーターのためのワークショップです。(デザインスプリントの体験自体が目的のワークショップではないのでご注意ください)
この三回のワークショップでは、デザインスプリントを実施する上での注意点やベストプラクティスを解説し、デザインスプリントの設計を実践しながら学習することで、ファシリテーターとしてデザインスプリントを回すコツを体得していただきます。また、ファシリテーター間での情報共有と学びを促進します。
by 馬田隆明
The Design Sprint by Google Venture
https://developers.google.com/design-sprint/
http://www.gv.com/sprint/
▼本ワークショップのおすすめユーザー
・リンスタ/デザイン思考/人間中心設計の知識はあるけど、デザインスプリントをやったことが無い人
・デザインスプリントを実際に自分のチームで回してみたい人
※ワークショップ事前と各回に、デザインスプリント(一部)を実施していただく宿題があります。
議論でのネタにしていただきますので、宿題を実施できることが望ましいです。
プログラム
◯1日目
[デザインスプリントをプレイヤーとして体験する]
・ワークショップの目的とデザインスプリント概要 (20 分)
・Day 1 – 2 の体験ワークショップ (4 人 1 組) (60 分)
・デザインスプリント実施の上での注意点
・デザインスプリント Day 0 (Set The Satge) のデザイン
◯2日目
[デザインスプリントをファシリテーションする上でのハマりポイントの解説と対策]
・デザインスプリントのハマりポイント説明
・デザインスプリント Day 1 のデザイン
・デザインスプリント Day 2 のデザイン
・デザインスプリント Day 5 のインタビューの設計
・次週までの宿題の解説
◯3日目
[デザインスプリントの実施経験の共有]
・各自の検証結果による学習の共有
・意見をサマライズ=板書
・リファレンス
イベント概要
日 時 2015 7月8日(水)、7月15日(水)、7月22日 (水) 各回 19:30-21:30
場 所 loftwork COOP
http://www.loftwork.jp/profile/loftwork_coop.aspx
参加費 6,000円(全3回)
講 師 馬田隆明
主 催 OpenCU,株式会社ロフトワーク
参加方法
以下のチケットサイトから事前チケットをご購入ください
馬田隆明
Visual Studio のプロダクトマネージャーを経て、Microsoft Ventures で Evangelist としてスタートアップ支援活動に従事。現在はスタートアップに対するビジネス支援活動やデザインスプリント実施支援などを行っている。
スライド: http://www.slideshare.net/takaumada/presentations