openCu

EVENT

根津孝太「コミュニケーションの輪を広げる手法〜プロダクトデザインが完成するまで」

初の著書『アイデアは敵の中にある』出版記念

根津孝太

OCT. 21 201619:30-21:30

FabCafe MTRL(渋谷区・道玄坂)

3 / 40
6124

終了

プロダクトデザイナー根津孝太の仕事術を公開!
コミュニケーションを軸にプロダクトを完成させる方法

ZeCOO
有限会社 znug design(ツナグデザイン)
 
書籍『アイデアは敵の中にある』は、電動バイク『zecOO』やトヨタ自動車のコンセプトカー『Camatte』『Setsuna』を手掛けるプロダクトデザイナー根津孝太さん初の著書です。本書で強調されているメッセージは、「コミュニケーションの輪を広げることで、ものづくりは加速する」というもの。根津さんの様々なプロジェクトでの経験から見えてきた、コミュニケーションの重要性を、事例を交えながら紐解いた一冊です。
 

アイデアは敵の中にある
アイデアは敵の中にある――「結果」を出す人は、どんなコミュニケーションを心がけているのか
(中央公論新社)

 
コミュニケーションはデザインできると根津さんは言います。ただ、こうすればうまくいくという解答があるわけではなく、「小さな結果」を積み重ね、それを開発チーム全体の成功体験として、プロジェクトをドライブさせていきます。さらに、製品の使い手を含め、世の中に浸透させていくことを、“クリエイティブな営み”と表現しています。
 
クリエイティブな営みこそが、人生に大きな楽しみを与える─その効果は、根津さんの愛情に溢れた製品と、そこから生まれるダイナミックな活動や笑顔が証明しています。
 
nedu-works
 
今回のイベントは、本書を読み解くための背景、考え方、未来への提言など、出版記念にとどまらない根津さんの仕事術に迫る場です。本書において、そのエッセンスを引き出したのは、編集担当の久米泰弘さん。二人がこの書籍でほんとうに伝えたかったことや制作秘話など、ここでしか聞けない話が展開されます。
 
通常、プロダクトアウトされた製品について解説する機会はあるかと思いますが、今回はとくに、そのプロセスに着目します。デザイナーのみならず、ディレクター、事業主、経営者など多くの方々に様々なヒントがある場となるはずです。ぜひご参加ください。
 

プログラム

19:30
 ・イベント主旨説明
 ・プレゼン「根津流コミュニケーションの広げ方」by 根津孝太
 ・トークセッション「ものづくりがクリエイティブになる過程とは?」
  根津孝太 with 久米泰弘
 ・質疑応答
21:00
 ・懇親会
 ※書籍付きチケット購入者、もしくは、書籍をご持参された方には根津さんのサインします!
 

出演

・根津孝太(znug design/クリエイティブ コミュニケーター / デザイナー)
・久米泰弘(書籍編集者)
・川井敏昌(FabCafe LLP COO)
 
 

久米泰弘 | Yasuhiro Kume / 書籍編集者

1967年静岡生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。坂崎重盛が代表を務める波乗社を皮切りに、中央公論新社など複数の出版社に勤務。編著書に『電気グルーヴ×アイデア』(誠文堂新光社)、共同著作物に吉田尚記『なぜ、この人と話をすると楽になるのか』(太田出版)、根津孝太『アイデアは敵の中にある』(中央公論新社)などがある。企画・編集・装丁に携わった書籍は、唐十郎『ダイバダッタ』(幻戯書房)、橋本治『ひろい世界のかたすみで』(マガジンハウス)、住宅顕信+松林誠『ずぶぬれて犬ころ』(中央公論新社)、秋山仁『努力は報われず正義は滅びる』(同文書院)、吉田カツ『バハマブック』(情報センター出版局)、草森紳一『北狐の足跡』(ゲイン)、伊藤桂司+生田萬『絵本KLIN KLAN』(ミキハウス)、岡本博『思想の体温』(ゲイン)など多数。

 
ダイバッタなぜこの人と話をすると楽になるのか電気グルーヴ×アイデア

INFORMATION

日 時 :
場 所 :
FabCafe MTRL(渋谷区・道玄坂)
参加費 :
1,000円

チケット①参加費(書籍+1ドリンク付き) 2000円
チケット②参加費(1ドリンク付き) 1000円

定 員 :
40名
出 演 :
根津孝太

FabCafe MTRL(渋谷区・道玄坂)
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 1F

SPEAKER / GUEST

根津孝太

znug design
1969年東京生まれ。千葉大学工学部工業意匠学科卒業。トヨタ自動車入社、愛・地球博『i-unit』コンセプト開発リーダーなどを務める。2005年(有)znug design設立、多くの工業製品のコンセプト企画とデザインを手がけ、ものづくり企業の創造活動の活性化にも貢献。「町工場から世界へ」を掲げた電動バイク『zecOO』、やわらかい布製超小型モビリティ『rimOnO』などのプロジェクトを推進する一方、トヨタ自動車コンセプトカー『Camatte』『Setsuna』、ダイハツ工業『COPEN』、THEMOS ケータイマグ『JMY』『JNL』、Afternoon Tea ランチボックス『LUNCH WARE』、タミヤミニ四駆『Astralster』『RAIKIRI』などの開発も手がける。ミラノ Salone del Mobile “Satellite”、パリ Maison et Objet 経済産業省 “JAPAN DESIGN +” など、国内外のデザインイベントで作品を発表。グッドデザイン賞、ドイツ iFデザイン賞、他受賞。2014年よりグッドデザイン賞審査委員。

ORGANIZER / SPONSOR

FabCafe Tokyo

「Fab」という言葉には、大量生産やマーケットの論理に制約されない「FABrication(ものづくり)」と「FABulous(愉快な、素晴らしい)」の2つの意味が込められています。FabCafeは、その”Fab”スピリットをおいしく、楽しく、わかりやすく伝え、そして広めていく場所です。人が集い、人が出会い、人が繋がるカフェという空間に、レーザーカッターや3Dプリンター等のデジタルデータを利用したものづくりマシンを設置。厳選された豆を使ったスペシャルティコーヒーに専属パティシエによる手作りスイーツ、旬の美味しい野菜をたっぷりと自分が好きなように食べるサラダ。またインターネット回線と電源を無料開放し、クリエイティブなコ・ワーキングスペースとしても利用可能、企業とのさまざまなコラボレーションも生まれています。

http://tokyo.fabcafe.com

参加方法:
1)本ページの参加ボタンをクリック
2)上記オンラインチケットからチケットを購入ください