地域や社会が抱える課題をクリエイティブに解決したい、社会課題解決型の商品やサービス開発を行いたい人に対して、「issue+design流ソーシャルデザインの手法」を体験いただく講座です。
デザインとは、「美と共感の力で、人の心に訴え、行動を喚起し、社会にシアワセなムーブメントを起こす行為」です。そんなデザインの力をつかい、あなたのお住まいの地域や日本社会、世界の課題を解決したいあなた、企業に所属しなが社会課題解決に貢献できるそんな商品やサービスを解決したいあなた。そんな皆さんとともにソーシャルデザインの手法を実践的に学ぶワークショップです。
社会課題は、鬱蒼とした森のようなもの。
足を踏み入れると出口が見えず、とらえどころがなく、道に迷うことも多い。
ソーシャルデザインとは、そんな森に一本の道をつくる活動です。
森を歩き、声を聞き、仲間をつくる。
森の地図を描き、一番必要とされる場所に、
必要な道を、橋を、小屋をみんなでつくる。
それが、ソーシャルデザインです。
本講座では皆さんの身近なテーマ(当日発表します)を題材に、フィールドワークからアイデア発想、プロトタイピングまで、全二回を通して、ソーシャルデザインのプロセスを一通り体験していただき、実際に頭を使い、議論し、手を動かすことを通じて、社会課題解決ののスキルアップを狙います。
(筧 裕介)
書籍『ソーシャルデザイン実践ガイド』より「ソーシャルデザイン旅の工程」
❏ こんな人におすすめ
・ソーシャルデザインのプロセスを体験したい人
・課題に対するアプローチを広く模索している人
・フィールドワークを仕事に取り入れいたい人
・社会課題、地域活動など興味がある人
❏イベント概要
参加費:8,000円 ※領収書発行可
定員:30名 ※先着順
会場:Loftwork Lab 10F(渋谷区・道玄坂)
http://www.loftwork.jp/profile/loftworklab.aspx
主催:OpenCU
協力:英治出版
プログラム
◎第1日程 講義と課題発表
2014年10月02日(木) 19:00-21:00 [OP 18:45]
・講義:ソーシャルデザインとは?(50分)
・ワールドカフェ:お題の課題を共有する(20分×2)
・課題と次回に向けて(10分)
◎第2日程 グループワーク
2014年10月11日(土) 10:00-17:00 [OP 09:45]
・挨拶とグループ分け(課題の絞り込み)
・発想とは/声から発想する/事例から発想する/接点から発想する
・チームでプロトタイピング
・チームプレゼンテーション
❏ 申込み方法
Step1:まずはワークショップの無料メルマガに登録ください。
http://opencu.com/group/kakei-socialdesign-mail
※本ワークショップに参加希望の方は全員以下のOpenCUにあるワークショップメルマガ登録を行ってください。事前準備などのお知らせを行うため必ずご登録ください。
Step2:以下のからチケットを購入し参加申込みを行ってください。(peatix利用)
筧 裕介(Yusuke Kakei)
1975年生まれ。一橋大学社会学部卒業。東京大学大学院工学系研究科修了(工学博士)。1998年株式会社博報堂入社。2008年山崎亮氏他とissue+design 設立。以降、社会課題解決、地域活性化のためのデザイン領域のプロジェクトに取り組む。著書に『ソーシャルデザイン実践ガイド』『地域を変えるデザイン』『震災のためにデザインは何が可能か』など。
代表プロジェクトに人との出会いを楽しむ旅のガイドブック「Community Travel Guide」、震災ボランティア支援の「できますゼッケン」、育児支援の「親子健康手帳」など。グッドデザイン賞、日本計画行政学会・学会奨励賞、竹尾デザイン賞、Biennale Internationale Design Saint-Etienne 2013(フランス)、Sh?nzhen Design Award (中国)他国内外の受賞多数。