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解体新所 #02 伊東勝、山本力矢《地域×企業のやわらかな関係》

製版会社 x 妹島和世がつくった次世代のクリエイティブスペース「SHIBAURA HOUSE」

伊東勝,山本力矢,松井創

JAN. 19 201719:30-21:30

loftwork COOOP(渋谷・道玄坂)

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SHIBARURA HOUSEを運営するのは地元に古くからある製版会社。クリエイティブスペースを運営する理由とは?

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ⓒForward Stroke Inc.Photo Forward Stroke Inc.

 
JR田町駅から徒歩10分。芝浦エリアに、ひときわ美しいビルがあります。その名は「SHIBAURA HOUSE」。世界的建築家・妹島和世氏(SANAA)によるこの建築物は、近くに暮らす子どもや母親をはじめ、会社員、そして海外からのゲストも集まるコミュニティスペース。同時に、創業60年を迎えた印刷とデザインの専門企業、広告製版社のオフィスビルでもあります。
 

料理や英会話のクラスから、海外のゲストを招いたレクチャーまで、年間に100回をこえるプログラムを実施しているSHIBAURA HOUSE。さらに1Fは誰でも無料で出入りができる場として開放され、ランチタイムには近隣の人々で賑わっています。明るくて開放的、そしてクリエイティブ。それはまるで、「新しい公民館」「新しい公園」の理想型のよう。いったいなぜ、民間企業がこのような場を運営しているのでしょうか? そして、現在のようなコミュニティを育むまでにはどのような試行錯誤があったのでしょうか?
 

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SHIBAURA HOUSEが展開した
空間設計/運営両面のアイデアとは?

 

解体新書#02では、「経営資産の一部を地域社会に還元し、地域と共生できる会社のありかたを想像、実践すること」を目指す、広告製版社代表の伊東勝さんと、妹島事務所でSHIBAURA HOUSEの建築を手掛けたSANAAのパートナー山本力矢さんをお迎えします。地域と企業のやわらかな関係、これからの共有地(コモンズ)についてなど、新しい《場》について、空間設計と運営の両面で思考する機会を設けます。
 

登壇者

トークセッション&解体イベント
「解体新所―まだ名前のない《場》を科学する」とは?

 

kaitai-shinsho-logo-640illustration by Jun Oson

 

ワークスペース、カフェ、滞在施設、公共空間、居住空間 。今、あらゆる用途の空間で「創発的で」「人とつながる」場づくりが進んでいます。そこに潜むのは、人や知恵すら効果的にネットワーク化したがる時代のオーダーかもしれません。あるいは、効率的に再編されすぎた世の中で、新しい居場所や共同体、価値観を取り戻そうとする人々の意思かもしれません。
 
いずれにしろ、人と人が繋がり、知恵を交換し、新しい活動を続々と生む創発的な《場》を、なんと呼べばいいのか、わたしたちはまだ知らないのではないでしょうか。そしてそのつくり方も。
 

「解体新所―まだ名前のない《場》を科学する」は、そんな《場》の構造について、各分野の実践者とロフトワークの空間系プロデューサー・松井創が考察する対談シリーズです。
 

解体新所の着眼点uganten
 

解体新所01寺井元一

2016年10月6日開催の「解体新所#01」では、寺井元一さん(株式会社まちづクリエイティブ代表取締役)をゲストに迎え、トークと解体ショーを開催しました。
レポート:http://layout.net/event/kaitaishinsho-01-report/

INFORMATION

日 時 :
場 所 :
loftwork COOOP(渋谷・道玄坂)
参加費 :
1,500円

※ワンドリンク付き/領収書可

定 員 :
30名
出 演 :
伊東勝,山本力矢,松井創

loftwork COOOP(渋谷・道玄坂)
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 10F

SPEAKER / GUEST

伊東勝

1974年千葉県生まれ。2001年、京都造形芸術大学大学院メディアアート学科修了。マクルーハンのメディア論をベースに「拡張する創造性」について研究。その後、父の経営する株式会社広告製版社入社。2010年 より代表取締役。2011年に社屋を建て替え、SHIBAURA HOUSEとして運営。会社と公民館がミックスしたような場作りをスタート。http://www.shibaurahouse.jp/

山本力矢

1977年福井県生まれ。東京理科大学工学部建築学科卒業、横浜国立大学大学院修了。2002年SANAA/妹島和世建築設計事務所入所。2013年よりSANAAパートナー。

松井創

株式会社ロフトワーク/プロデューサー。千葉大学で都市計画を学び、地域活性やまちづくり等のプロジェクトに学生時代から深く関わる。2012 年よりロフトワークに参加し、企業の新製品・新サービスのコンセプト策定、建築空間・コミュニティの計画からコミュニケーション戦略まで、新しい価値を生むためのプロジェクトを担当。これまでに手がけたプロジェクトは、「FUJITSU Knowledge Integration Base PLY」(富士通株式会社)、「Wonder LAB Osaka」(パナソニック株式会社)、「KOIL Kashiwa-no-ha Open Innovation Lab」(三井不動産株式会社)、「OPC Hack & Make プロジェクト」(オリンパス株式会社)など。http://www.loftwork.jp/people/staff/hajime_matsui.aspx

ORGANIZER / SPONSOR

「“空間”と“エクスペリエンス設計”の実験サイト|LAYOUT.net」は、株式会社ロフトワークが運営する、Webメディアです。空間の在り方、そこで行われるアクションなどのUX(ユーザー・エクスペリエンス)について、実践者へのインタビュー、イベントを行い、記事として紹介しています。2014年7月始動。

http://layout.net/

参加方法
【1】 本ページの参加ボタンをクリック ※ログイン前の場合、OpenCUのアカウントを作成ください。
【2】 上部のチケットパネル(Peatix使用)から必要なチケットを購入ください。