土肥裕司:光で創るメッセージのある写真
〜フィールドワーカーのための写真講座Vol.2
土肥裕司

MAR. 18 201713:00-18:00
loftwork COOOP(渋谷・道玄坂)
〜フィールドワーカーのための写真講座Vol.2
土肥裕司
MAR. 18 201713:00-18:00
loftwork COOOP(渋谷・道玄坂)
製品やサービスデザインを行う手段である”フィールドワーク”の”撮影”に着目した写真講座「フィールドワーカーのための撮影」。2016年9月に「観察と撮影」ワークショップを行い、写真における構図や光、ストーリーに着眼することを習得しました。
今回は、そのテクニックを更に推し進め、積極的なコントロールを行うことで、“メッセージのある写真”を撮影するテクニックを学んでいきます。
テーマ「光をコントロールしてメッセージのある写真を撮る」
カリキュラムは、講座と実習の二部構成で行われます。(下記、詳細参照)
・人は何に共感するのか?
・光がメッセージとなるロジック
・光をコントロールする
など、漠然と撮影していたものを、自覚すること、さらにコントロールする方法を“マインド”と“技法”の2つのポイントで学んでいきます。
講師は前回に引き続き、フォトグラファー/阿佐ヶ谷美術学校非常勤講師の土肥裕司さん。分かりやすい講義と柔らかな雰囲気で、写真を撮る楽しみを伝導していただきます。
講義:「写真で伝わるメッセージとは?
・人は何に共感するのか?
・写真は視覚情報に限定して伝える(音も触感も味も臭いも無い)
・視覚において光はメッセージの源
・光の選び方でこれだけ違う
・光のメッセージ性を考える
・光の選び方
ワーク1:「光をコントロールしよう」
・まずはレフ板から
・光源を知る
・ライトを使う
・光の色の話
・優しさと強さのコントロール
・それらによるメッセージ(ストーリー)の変化の話。
ワーク2:「カメラをコントールしょう」
・カメラには2つのA(オート)がある
・露出による表現
・絞りとシャッタースピードと感度
・光源と色温度の関係とカメラのセッティング
・三脚の勧め
・写真をよく撮るが設定や画作りを感覚的に行っている人
・リサーチャーやインタビュワーで資料に写真をよく撮る人
・クリエイターやディレクターで写真の技術を向上させたい人
◎カメラを持参してください。
※「自身で操作できる前提で持参ください(使い方をフォローできない場合があります)」
- 一眼レフカメラ(&交換用レンズ)
- ミラーレス一眼レフ(&交換用レンズ)
- コンパクトデジタルカメラ(しぼりとシャッタースピードを設定できるもの)
loftwork COOOP(渋谷・道玄坂)
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 10F
プロカメラマン/阿佐ヶ谷芸術専門学校講師
1963年生まれ。1990年代よりフリーカメラマンとして雑誌や広告などの媒体で活動。それと平行し、修行と称し専門性の強いジャンルを渡り歩いた結果、特に建築写真、ビューティ(人物)、商品撮影(化粧品等)で多くの経験を積む。また、テレビ東京TVチャンピオン「ヘアスタイル」「特殊メイク」にて審査員を担当するなど活動は多岐に渡る。現在、母校でもある阿佐ヶ谷美術専門学校にて講師を務める。写真関連の書籍の執筆にも多く関わり、『もっと写真構図のルールブック』(マイナビ刊)ではメインの執筆を担当。単著としての最新刊は自身のフィールドワークから生まれた『東京周辺 建築でめぐるひとり美術館』(ジービー刊)