小さな会社だからこそ「伝わる」が重要。露出を増し認知を上げる広報/PR設計を学ぶ

企業での、ソーシャルメディア活用、オウンドメディア運用がすっかり定着し、多くの企業で広報活動の手法も大きく変ってきています。広報／PR担当者は、自社の商品やサービスを伝えるための「体験のデザイン（UX）」や「見た目のデザイン（クリエイティブ）」の品質を高めるため、日々さまざまなチャンレジを行っています。
 
そんな中、2017年3月に刊行された、書籍『広報・PR担当者のためのデザイン入門 -これだけは知っておきたい! 「伝わる」デザインのポイント』（BNN新社）は、「広報ツールをもっと良くしたい！」と考える広報・PR担当者へ向けて設計の仕方や、最低限必要なデザイン知識、ルール、ポイントをまとめた一冊です。
 

 
今回、同書を着想にテーマにワークショップを開催。特にPRに《デザインが必要な理由や考え方》に比重を置き、具体的な制作に入る前段階の「なぜ作るのか？」「何を作るのか？」を考える力を養成します。タイトルにあるように＜小さな会社の広報／PRの担当者＞がメインのターゲット。同じく地方企業の広報担当者も対象です。「小さいからできることが少ない」「地方からの発信は届かない」ではなく、小さいから／地方だからこその強みを引き出す広報／PR戦略をデザインすることはできます。
 

 
講師は、同書籍で第一章の監修を担当した、鈴江恵子さん（SUZU PR COMPANY）。「日本の工芸を元気にする！」をミッションに中川政七商店の広報・PR戦略を成功させ、現在は、PR会社を立ち上げ、豊富な経験とネットワークにより、さまざまな企業のPR戦略をサポートしています。今回は、鈴江さんの得意領域である小さな会社のブランドを盛り上げる技について、実践ワークを交え学んでいきます。
 
自社のPR活動を盛り上げていきたい担当者はもちろん、「伝える技」に興味がある方も、この機会にぜひ学んでみましょう！
 

鈴江さんがPR/広報を担当した仕事。「永く使える傘はやさしさ」をビジョンに傘業界を牽引する傘・雨具製造卸の株式会社サエラ（上）／新・古着リサイクル!「思い出の服」を「新しいプロダクト」へ 変える『LOOP CARE』（中）／自費出版業界に新風! とことん丁寧、顔の見える自費出版専門工房「ことこと舎」（下）

プログラム

DAY１：2017年9月27日(水) 19:30-21:30
『小さな会社・地方の会社・無名の会社の広報/PＲの進め方』

・広報/PR担当者の仕事とは？
・マーケテイングよりブランディング
・広報/PRとデザイン
・4つのメディア
・社内外とのコミュニケーション
 

DAY2：2017年10月12日(木) 19:30-21:30
『演習：伝わるプレスリリースを作るワーク』

・プレスリリースとは？
・切り口・魅力・一番を見つける
・コミュニケーション設計のコツ
・目にとまるためのデザインとは？
・プレスリリース～露出まで
→デザイナーに依頼するための原稿案を制作を実践的に練習
　最後に発表してお披露目しましょう！
 

おすすめユーザー

・小さな会社(中小企業・団体・プロジェクトチーム・個人)のPR/広報担当者
・自社製品やサービスを広める立場の人
・「伝える」技術に興味ある人（プレスリリースは絶好の練習になります！）
・ソーシャルメディアの運用担当者（同上）
 
 

illustlation:村田エリー