アーキテクトを探せ!Vol.6 「建築×ビジネス」
ツクルバ/中村 × モクチン企画/連 対談
中村真広,連勇太朗
OCT. 03 201719:30-21:30
loftwork COOOP 10(渋谷・道玄坂)
ツクルバ/中村 × モクチン企画/連 対談
中村真広,連勇太朗
OCT. 03 201719:30-21:30
loftwork COOOP 10(渋谷・道玄坂)
実践者のふたりが描く「建築×ビジネス」によって都市を変革する方法とは!?
建築家を表す職種「アーキテクト」の役割が拡大しています。2016年に始動したオープンインタビュー企画「アーキテクトを探せ!」では、その拡大した現在のアーキテクト像を探求するための場です。
キュレーターは、木造アパートの改修アイディアやデザインを「モクチンレシピ」としてまとめウェブで公開することで建築や都市デザインを実践するモクチン企画の連勇太朗さん、パーソナルファブリケーションの可能性を探求するFabCafeディレクターの岩岡孝太郎の二人。毎回、ゲストを招き、事例を中心にその思想や活動の本質を探ります。
今回、キュレーターである連さんが長年の活動の記録を一冊にまとめた書籍『モクチンメソッド〜都市を変える木賃アパート改修戦略』を刊行。時を同じくして、コワーキングスペースの設計・運営、パーティ・クリエイションサービス、リノベーション住宅の流通プラットフォーム等の事業を展開するツクルバの中村真広さんも書籍『場のデザインを仕事にする: 建築×不動産×テクノロジーでつくる未来』を刊行。
二人に共通するのは、《建築を中心としたビジネスモデルの発明であり、その先にある都市の変革を構想している》ところ。
モクチン企画は、都市における空き家のリノベーションにスポットをあて、それをレシピとしてデータベースに置き換える活動。ツクルバは、オフライン/オンラインの両方のプラットフォーム(co-ba,hacocoro,cowcamo,tsukuruba design)を、「建築×不動産×テクノロジー」という観点から包括的に行う活動。その2つは方法は違えど、「場」の再定義、リデザインする行為として多くの共通点がありそうです。偶然というべきか、必然というべきか、2冊の書籍の刊行タイミングには、大きな意味があるとLAYOUT編集部は感じています。
登壇者の活動を深掘りするトーク・セッションのテーマとして申し分無いトピックとなりそうですが、その内容はいかに? すべては10月3日のイベント会場で明らかになります。都市の可能性を模索する人や場作りやそれに関するビジネスに興味あるひとはぜひ、会場まで足を運んでみてください。
photo:kentahasegawa
▲モクチン企画の手掛けるモクチンレシピの一例
▲ツクルバの作ってきた「場」(上)、住まいに“物語”を併載した中古物件オンラインマーケットcowcamo(https://cowcamo.jp/)
・イベント趣旨説明 by 岩岡孝太郎(FabCafe/Hidakuma)
・「モクチンメソッド」とは? by 連勇太朗(NPO法人モクチン企画/代表理事)
・「ツクルバの実践」 by 中村真広(株式会社ツクルバ/代表取締役CCO)
・アーキテクトを探せ!トーク・セッション
「建築とビジネスが描くこれからの都市変革(仮)」
出演: 連勇太朗×中村真広
モデレーター:岩岡孝太郎(FabCafe)
・トークボード
・懇親会
領収書発行/ドリンク付き
書籍付きチケットあり/書籍は当日会場にてお渡しします
株式会社ツクルバ 代表取締役 CCO/エグゼクティブ・プロデューサー
1984年生まれ。東京工業大学大学院建築学専攻修了。不動産ディベロッパー、展示デザイン業界を経て、2011年、実空間と情報空間を横断した場づくりを実践する、場の発明カンパニー「株式会社ツクルバ」を共同創業。デザイン・ビジネス・テクノロジーを掛け合わせた場のデザインを行っている。2015年4月から、建築とその周辺産業の発展に寄与するべく、一般社団法人HEAD研究会の理事に就任。昭和女子大学非常勤講師。著書に「場のデザインを仕事にする」(学芸出版社/2017)。
http://tsukuruba.com
NPO法人モクチン企画代表理事、慶應義塾大学大学院特任助教、横浜国立大学大学院客員助教。1987年生まれ。2012年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了、2015年同大学大学院後期博士課程単位取得退学。2012年にモクチン企画を設立、代表理事に就任。Archi-Commons(アーキ・コモンズ)という建築デザインを共有資源化するための方法論を考案し、研究と実践をしている。主な著書に「モクチンメソッドー都市を変える木賃アパート改修戦略」(学芸出版社)。「Archi-Commons」という建築デザインを「資源化」し、コミュニティに提供するという設計方法論を考案し、研究と活動を行なっている。http://www.mokuchin.jp/
「“空間”と“エクスペリエンス設計”の実験サイト|LAYOUT.net」は、株式会社ロフトワークが運営する、Webメディアです。空間の在り方、そこで行われるアクションなどのUX(ユーザー・エクスペリエンス)について、実践者へのインタビュー、イベントを行い、記事として紹介しています。2014年7月始動。
アーキテクトを探せ!Vol.6 「建築×ビジネス」2017.10.03