自身の得意な領域を生かし、チームになってこれまでにないプロダクトをMakeするのが、konashi-Make-a-thon。iPhone,iPadなど、スマートフォン/タブレット向け アーティスト、デザイナ、エンジニアのための フィジカル・コンピューティング・ツールキット「konashi」を用いた、半ワークショップ/半ハッカソンのイベントを行います。
about konashi http://www.ux-xu.com/product/konashi
アイデアとそれをプロトタイプ、さらに組み上げるプロセスを2日間に渡り体験し、最後はメンバーのみんなでシェアして評価しましょう。
アドバイザーは、著書『Prototyping Lab』にてArduinoによるプロトタイピングの可能性を提示しMakerムーブメントの旗振り役でもあるIAMASの小林茂准教授。独自の視点でものづくりをハックする集団ユカイ工学(Konashiの開発元)から、青木俊介さん、松村礼央さんを迎え、固定観念にしばられない創造的で楽しい「場」を作っていきます。
小林さんからのコメント
インターネットと人のタッチポイントとしてのスマートフォンやタブレットは、日常生活で欠かせないものになりました。今、その先につながるデバイスも自分たちで手軽につくれるようになりつつあります。ぜひ、この楽しさを体験して、自分たちが当たり前に欲しいものを当たり前につくりましょう!
ユカイ工学 松村さんからのコメント
konashiはアプリの言語によってハードウェアを制御する「翻訳機」として機能する製品です。今回、konashi-Make-a-thonと銘打ち、様々な分野の方々の「思い」を実際にkonashiを通じて翻訳することで、交流とアイデアを形する試みを行わせていただきます。みなさんの優れたアイデアが形となる空間に参加できることを、私も楽しみにしております。ぜひ、ふるってご参加ください!
Make-a-thonプログラム
誰が参加できる?
メーカー、デザイナー、ハッカー、システムエンジニア、ビジョナリスト
※Makerムーブメントに興味ある方なら誰でも!
こんなスキルが有る方大歓迎!
・iOSアプリのプログラミングができる方
・Arduinoでの工作経験者
日時:
Day1 2013年6月1日(土) 10:00-19:00
Day2 2013年6月22日(土) 10:00-19:00
場所:
loftwork Lab & FabCafe
東京都渋谷区道玄坂 1-22-7 道玄坂ピア10F loftwork Lab
http://www.loftwork.jp/profile/loftworklab.aspx
参加費:
8,000円(全2回・ドリンク付き)
ペア割引:14,000円(全2回・ドリンク付き) ※限定10枚
※チームワークを実施するため定員は最大30名までとなります。
参加方法:
step1)以下からオンラインチケットを購入
※領収書の発行は可能です。当日会場でお渡しします。
※現金精算が希望の方はStep2での登録を行い、open_cu@loftwork.netまでお知らせください。
step2)以下のOpenCUサイトのグループに参加表明ください。
※事前準備のお知らせ、必要情報の送付を行いますので、必ず登録ください。
http://opencu.com/group/konashi-make-a-thon
小林茂
情報科学芸術大学院大学[IAMAS]産業文化研究センター[RCIC]准教授。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科後期博士課程単位取得退学。1993年より電子楽器メーカー「ローランド株式会社」に技術者およびシンセサイザーのサウンドデザイナーとして勤務した後、2004年7月よりIAMAS。主な活動にプロトタイピングのためのツールキット「Gainer」「Funnel」「Arduino Fio」の開発。著書に『Prototyping Lab』『+GAINER』など。2008年にIPA(情報処理推進機構)よりスーパークリエータに認定。2013年4月からは、レーザーカッターや3Dプリンターなどのデジタル工作機械を備え、地域のメーカーとMaker(つくり手)としての人々からの様々な文脈を掛け合わせてイノベーションを創出するための拠点「IAMASイノベーション工房[f.Labo]」を担当。
青木俊介
ユカイ工学(株)代表。2002年、東京大学工学部計数工学科卒。2009年、東華大学信息科学技術学院修了(上海)。東京大学在学中に、チームラボ株式会社を設立、CTOに就任。その後、ピクシブ株式会社の技術担当役員を務めたのち、ロボティクスベンチャー ユカイ工学を設立。インターネットのこっち側とあっち側をつなぐのがロボットであるというコンセプトで、妖怪をモチーフにしたロボットを開発・商品化している。
松村礼央
ユカイ工学 株式会社 主任研究員。1983年生まれ。在学中、2004年から2011年まで、ヴイストン株式会社、株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)の2社でインターンとして研究用途およびホビー用途のロボットの開発・製造に従事。またこの間、ロボットクリエイタ高橋智隆氏をデジタル・ファブリケーションの面で支援し「鉄人28号」「攻殻機動隊 タチコマ」「MURASAKI」ほか多数の開発支援を行う。2012年、大阪大学大学院基礎工学研究科 博士課程卒業、博士(工学)。現在、ユカイ工学株式会社 主任研究員。デジタル・ファブリケーションのためのシステム構築、およびロボット開発に興味を持ち、活動を続けている。代表作としてコミュニケーションロボット「robovie-mR2」がある。robovie-mR2 http://www.irc.atr.jp/~reo/mr2/ 個人サイト http://reo.heteml.jp/
ワークショップの環境
作業環境(iOS開発者として参加される方のみ必要です)
Xcode 4.6およびiOS SDK 6がインストールされたノートPC(MacBook Pro、MacBook Airなど)
iOS Deveroper Program
iOS 6.1が動作するiPhone 4S、iPhone 5、iPad(第4世代 / 2012年11月モデル)、iPad(第3世代 / 2012年3月モデル)、iPod touch(第5世代)
備考
今回のワークショップの様子および制作されたものに関しては、株式会社ロフトワーク、ユカイ工学株式会社、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]で事例として紹介させていただく場合がありますのであらかじめご了承ください。
- ワークショップで使用するKonashiや部品に関してはワークショップ期間中の貸出のみとなっており、お持ち帰りいただくことはできません。ただし、購入を希望される参加者の場合には実費にて頒布させていただきます。